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[Sympa AMI > AMI設定手順]

Sympa AMI

AMI設定手順

【】で記載しているものは設定例です。

1. イメージからのインスタンス起動

  1. AWSのEC2ダッシュボードで、左ペインのイメージ>AMIを選択します。
  2. 検索BOXのプルダウンから「パブリックイメージ」を選択し、上記のAMI IDを入力します。
  3. イメージを選択し、「アクション」で「起動」を選択します。
  4. 利用要件に合わせてインスタンスの作成およびセキュリティグループを設定してください。 ここで必要に応じてSSH鍵ペアを作成します。
  5. 作成したインスタンスが起動したら、左ペインのNetwork & Security>Elastic IPを選択し、IPアドレスをインスタンスと関連付けします。

2. 初期設定

  1. インスタンスにSSHでアクセスします。ログインユーザは「admin」です。


  2. ログインするとメニューが表示されます。

    「(Re)configure Sympa」を選択します。「1」を入力し、Enterキーを押します。

    以後、Sympaおよび関連ソフトウェアの基本設定を行います。


  3. Postfix Configuration

    「OK」を選択、Enterキーを押します。

    通常は「Internet Site」、「Internet with smarthost」のいずれかを選択します。


  4. System mail name

    Postfixが使用するメールドメイン名の初期値を設定します。 これは「必要なパラメータ」で決めたメールドメイン名と同じでも、 異なっていてもかまいません。

    設定例【amidesympa.example.org】

    入力後「OK」を選択、Enterキーを押します。


  5. Root and postmaster mail recipient

    実在するメールアドレスを設定します。

    設定例【test@example.jp】

    入力後「OK」を選択、Enterキーを押します。


  6. Other destinations to accept mail for

    特に設定すべきものがなければ、変更しなくてもかまいません。 「blank for none」と表示されますが、空白とした場合は、 デフォルト設定となります。

    入力後「OK」を選択、Enterキーを押します。


  7. Force synchronous updates on mail queue?

    特に理由がないかぎり変更不要です。 【No】

    選択後、Enterキーを押します。


3. Sympaの初期設定

続いてSympaの初期設定を行います。

  1. Sympa hostname

    Sympaのホスト名を入力します。 これは「必要なパラメータ」で決めたメールドメイン名を設定します。

    設定例【amidesympa.example.org】

    「OK」を選択、Enterキーを押します。


  2. Listmaster email address(es)

    これは「必要なパラメータ」で決めたリストシステム管理者のメールアドレスを設定します。

    設定例【test@example.jp】

    「OK」を選択、Enterキーを押します。


  3. URL to access WWSympa

    これは「必要なパラメータ」で決めたウェブサイトURLプリフィクスを設定します。

    設定例【http://amidesympa.example.org/wws】

    「OK」を選択、Enterキーを押します。


  4. Which Web Server(s) are you running?

    利用するWeb Serverを選択します。Apache2を推奨します。

    設定例【Apache2】

    「OK」を選択、Enterキーを押します。


  5. Do you want the sympa SOAP server to be used?

    設定例【No】

    「OK」を選択、Enterキーを押します。


  6. Should the web archives and the bounce directory be removed?

    残っているデータを全て削除する場合は「Yes」を選択します。 初回なので「No」を選択します。

    設定例【No】

    「OK」を選択、Enterキーを押します。


  7. Configure database for sympa with dbconfig-common?

    dbconfig-common を用いてDBを設定します。 「Yes」を選択します。

    設定例【Yes】

    「OK」を選択、Enterキーを押します。


  8. Database type to be used by sympa

    使用するデータベースを選択します。「mysql」を推奨します。 以後は「mysql」を選択した手順を記載します。

    設定例【mysql】

    「OK」を選択、Enterキーを押します。


  9. MySQL application password for sympa

    任意のパスワードを設定してください

    【●●●●●】

    「OK」を選択、Enterキーを押します。


  10. Password confirmation

    前項で設定したパスワードを再入力します。

    【●●●●●】

    「OK」を選択、Enterキーを押します。


★. 初期設定が完了するとメニューに戻ります。


4. Web管理画面からの操作

続いてSympaのWeb管理画面から操作を行います。

  1. Webブラウザから「手順3-3」で設定したURLにアクセスします。

    【http://amidesympa.example.org/wws】

    ようこそ画面が表示されることを確認します。


  2. 右上のログインボタンをクリックし、ログイン画面に遷移します。

    画面下の【まだログインしたことがない】を選択します。

    3-2. Listmaster email address(es) で入力したメーリングリスト管理者のメールアドレスを入力し、 「初期パスワードの取り寄せ」ボタンをクリックします。


  3. メーリングリスト管理者宛てに初期パスワードが届きます。

    ※画像はサンプルです。

    URLをクリックしてパスワード設定画面に遷移します。


  4. メーリングリスト管理者のパスワードを設定します。


以上で基本設定が完了します。